全国の出品・購入データから、どの都道府県で『やたらと出品されるもの』『購入されるもの』があるかを算出した、「売りがち買いがち大調査」をメルカリが発表しました。
売り買いされているものを通して、一体どんな県民性が見えてくるのでしょうか。

■「あめちゃん文化」に続く?大阪の「おまけ付き」で売りがち

南波雅俊キャスター:
メルカリによると、大阪府の人は出品した物に加えて「おまけ」を付けて売りがちだといいます。

実際に「おまけ」として、缶バッジやキーホルダーが付けられているようです。

おまけ付きの理由として、「あめちゃん文化」といった大阪府民のサービス精神によるものではないかと、メルカリは分析しています。

また、値下げ交渉で出品者が「これ以上は値下げしたくない」となったとき、値引きの代わりに「おまけ」をつけることが“大人の解決策”として広がったのではないか、という見立てもあります。

■なぜその商品?都道府県別「売りがち・買いがち」商品

県によって、“売りがち”な商品は次のようになっています。メルカリが考察した理由も合わせてご紹介します。

▼高知県:ピーマン
・一年を通して出荷(出荷量は全国4位)
・若手農家などが消費者へ直販

▼新潟県:天ぷら鍋
・金属加工の街「燕三条」
・引き出物や景品などの未使用品が多い

▼広島県:クーラーボックス
・いわずと知れた“野球王国”
・チームや部活の引退で、ただの巨大な箱に…

続いて、メルカリが考察した“買いがち”な商品です。

▼北海道:サウナハット
・“サウナの聖地” 本格的な施設が次々誕生
・強烈な熱から頭部を守るため

▼沖縄県:ダンベル
・離島=別途送料
・出品者負担であれば全国一律料金で買えることも

▼熊本県:ネクタイピン
・伝統工芸品「肥後象嵌」があり、県民はネクタイピンにこだわりがある可能性がある?

■「売りがち」かつ「買いがち」!宮城県で起こる“伊達政宗ループ”

そして、宮城県民が買いがちなのは「伊達政宗グッズ」となっています。

宮城を代表する戦国大名で仙台城を築いた武将ですが、県民(特に仙台圏)にとっては並々ならぬ敬愛の念を持っていることが理由だと考察しています。

他県からの観光客向けに、「伊達政宗コラボグッズ」が販売されています。その購入されたグッズがメルカリに出品されると県民が買い戻すという、「逆輸入」のような現象も起きているといいます。

その「伊達政宗グッズ」を“売りがち”な都道府県も、やはり宮城県となっています。

宮城県内で手に入れた「伊達政宗グッズ」が売りに出されると、それをまた県民が買い戻すという「伊達政宗」ループが起きているそうです。

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<プロフィール>

堤伸輔さん
国際情報誌「フォーサイト」元編集長
BSーTBS「報道1930」ニュース解説