物価の高騰が続く中、行政や経済団体に労働環境の向上などを求める連合宮崎の春闘キャラバンが18日から始まりました。

これは、連合宮崎が毎年、春闘を前に行っているもので、18日は、連合宮崎の中川育江会長が県商工観光労働部の横山浩文部長に要請書を手渡しました。

要請書には、労働環境の向上や不合理な雇止めの防止など7つの項目が盛り込まれています。

(連合宮崎 中川育江会長)
「すべての県民の方々が安心して安全でこの宮崎で働いて暮らしていけるような取り組みを(県と)連帯してやっていきたい」

また、連合宮崎では今年の春闘で、28年ぶりの高水準となる5%程度の賃上げを目標に設定しています。

連合宮崎の春闘キャラバンは、今後、県内26市町村の経済団体などを訪問することになっています。