身近にあふれる建築の魅力を伝えます。世界中の優れた建築物を見て回ってきた紀行作家・稲葉なおとさんが日本の建物を紹介する本をおととい出版。岡山県の建築物も多く登場していて、意外なところに佇む深い歴史を紐解いています。

まずは明治時代に建てられた幼稚園舎へ

(岡田美奈子キャスター)
「広い空間!これもしかして八角形ですか?」
(稲葉なおとさん)
「おしゃれでしょ?つい最近建てられたような雰囲気もあるんですけど、実は明治時代に造られた幼稚園舎なんです」
(岡田美奈子キャスター)
「明治に建てられた建物なんですか?本当におしゃれでモダンですよね」

岡山市北区、市立中央図書館の隣にある国の重要文化財・八角園舎でその魅力を語る稲葉なおとさん。一級建築士の資格を持つ作家です。

東京を拠点に活動し、世界中の名建築を巡っていて、これまでに多くのエッセイや小説などを刊行しています。

最新作の “「建築旅」に出よう。” では、テーマごとに日本全国280の建物が紹介されています。今回はその中でも、岡山の建物の魅力について聞きました。

最初に訪れたのは、明治時代に建てられた幼稚園で、現在も保育施設などとして使われている八角園舎です。

(岡田美奈子キャスター)
「本当にこの形の建物って独特ですよね」
(稲葉なおとさん)
「そこには『子どもたちのために』という考え方が根底にあるんですけど、『江川式』といわれるスタイルをここで作っていったとも言えるんです」