京都市で73歳の女性が車3台にはねられるなどして死亡した事件は、発生から半年余り経った13日、関係したとみられる車の2人が逮捕されました。京都府警は最初に女性をはねたドライバーをひき逃げなどの疑いで逮捕。2台目のドライバーは逮捕せず、3台目のドライバーはひき逃げのほか殺人容疑も適用と、それぞれ異なる判断となりました。

去年12月、京都市北区の市道で73歳の女性がはねられてその後死亡が確認され、警察は複数の車が関係するひき逃げ事件として捜査していました。

発生から半年あまり経過した7月13日、警察は1台目の車を運転していた無職・信秋哲男容疑者(61)をひき逃げ容疑や過失運転傷害の疑いで逮捕。調べに対し容疑を認めているということです。

いっぽう2台目の車を運転していたパートの男性(78)については、路上に倒れていた被害者をはねて何らか傷害を負わせ救護せずに逃げた疑いで捜査。警察は逃亡・証拠隠滅のおそれがないとして身柄を拘束せず任意捜査としています。

これに対し、3台目の車を運転していた無職の田中博昭容疑者(67)は、ひき逃げ容疑のほか、殺人容疑も適用しました。

警察によりますと、田中容疑者の車は倒れていた女性を車の下で引きずったまま走行したとみられ、京都府警は、車の下に何かが入ったことをわかった上で約200メートル引きずっているなど現場の状況も踏まえて殺人容疑を適用したと説明しています。

田中容疑者は調べに対し、「何かに引っかかっている感覚はあったが、人という認識はありませんでした」と容疑を否認しているということです。