“危険運転”法制度のあり方は
▽今回、遺族が私たちの取材に応じたのは、初めてのことです。取材の中で、母親が指摘していたのが、危険運転をめぐる法制度のあり方でした。国会では、危険運転致死傷罪を見直し、呼気のアルコール濃度が「0.5ミリグラム以上」といった新たな数値基準を設けました。
この基準を下回っても、アルコールの影響で正常な運転が困難な場合なども危険運転の対象となります。女性の母親は、「0.5ミリグラムは本当にハードルが高いと思う。飲酒運転そのものの罰則がそもそも軽い」と指摘しています。
事故の後も、県内では飲酒運転が後を絶ちません。「慰霊碑を建てたい」という母親の言葉からは、事故を風化させず飲酒運転を撲滅するという強い思いが感じられます。改めて、私たちは、今回の言葉を心に留める必要があります。














