2月の衆議院議員選挙で落選した中道の荒井優前議員が、2027年春の札幌市長選挙への立候補の意向を固め13日、離党届を提出しました。
荒井優氏(13日午前10時反すぎ・札幌市中央区)
「おはようございます」
離党届けを携え、すっきりとした表情で姿を現した荒井氏。
荒井優氏
「本当にありがとうございました」
荒井氏は所属する中道の道内組織、北海道中道改革フォーラムの神谷裕代表に13日、離党届けを提出しました。
来週には、党本部に提出され受理される見通しです。
札幌市長選の立候補についてこれまで明言を避けてきた荒井氏。しかし、13日は「何のための離党か」と問われると。
荒井優氏
「きょう正式に中道改革連合に離党届を出しまして、今後来春に行われる札幌市長選挙への出馬の準備に取りかかりたい」
北海道中道改革フォーラム 神谷裕代表
「当然これまでも仲間でございましたからわれわれとして何ができるのか。これは荒井さんと共に考えていかないといけない」
実質的な立候補表明にも聞こえますが、歯切れが悪いのは秋元克広市長の存在です。
同じルーツの立憲民主党の支援を受けてきた秋元市政を引き継ぐイメージを演出するため、市長自身の進退の表明を待っているのです。
札幌市 秋元克広市長(13日午後2時)
「現時点で私自身の去就について話していない。そういう意味では選挙戦に関し、現時点で私から話すことはありません」
一方、荒井氏は経済界とのつながりも強くリベラル色を薄めて保守層の支持を集めたいのではとの見方もあります。
そのため、当初もっと早い離党も検討されましたが、そのタイミングに強い注文を受けていました。
中道関係者
「離党は小川代表が来道したあとにしてほしい」
中道の小川淳也代表も11日、札幌入りし離党の条件が整ったのです。
中道改革連合 小川淳也代表
「(荒井氏は)まだ公式に表明していないと聞いていますが、いろいろな志があってのことでしょうから本人からよくお話をお聞きしたいと思う」
2025年の国勢調査の速報値で初めて人口減少に転じた札幌市。
荒井氏は、公約に何を掲げ、リベラルから保守まで広げるウイングはどこまで浸透するかが課題です。
一方、自民党は衆院選の歴史的大勝を追い風に8月中をめどに独自候補を擁立する構えです。
札幌市長選を巡っては6月、ITシステム開発会社社長の入澤拓也氏が、立候補を表明しています。














