強盗事件を想定した訓練が17日、仙台市内の銀行で行われ、行員が犯人への対応や通報の手順などを確認しました。

仙台市青葉区の七十七銀行北仙台支店兼荒巻支店で行われた訓練には、行員や警察官らおよそ20人が参加しました。訓練は、犯人が客を人質にとり、窓口の行員に刃物を突きつけ金を要求するという想定で行われました。行員は、窓口で犯人に対応したり、逃走した犯人を追ったりと決められた役割に沿って行動しました。また、駆け付けた警察に、犯人の特徴や状況などを正確に伝えられるかも確認しました。

七十七銀行北仙台支店兼荒巻支店 太田修支店長:
「隙のないような形でこの店には犯罪に入れないような、あいさつの徹底など周知して、お客様に安心してご利用いただける窓口作りを徹底していきたい」

七十七銀行では、去年11月、青葉区の本店で強盗未遂事件が発生しており、「普段から防犯意識を高めたい」と話していました。