独自入手の内部資料に蔵内県議の「意向」が…

2022年11月、福岡市中心部にオープンした「ワンヘルスパーク」。県が馬術体験などができる施設として、約6000万円かけて整備した。

ところが、馬術体験の利用者は1日平均でわずか1人。1年も経たずに閉園した。

どうして、このような施設が整備されたのか。蔵内県議の存在がみえてきた。

JNNが独自に入手した県の内部資料には、県職員が聞き取った蔵内県議の「意向」がメモとして記されていた。

福岡県の内部資料より
「局長より蔵内相談役に状況報告」
「場所は任せる。仮説(仮設)もやむを得ない」
「馬術場、ドッグランをFAVAで打ち出すことが必要」

ここでいう「FAVA」とは、「アジア獣医師会連合」の大会のことを示す。この連合の当時の会長こそ、蔵内県議だった。

「ワンヘルスパーク」は、蔵内県議の意向通り、大会にあわせてオープンしている。

さらに、蔵内県議はパークの運営を委託された団体に「代表理事」として、オープン直前まで名を連ねていたことも判明した。

蔵内県議にパークへの関与について聞こうとすると…

蔵内勇夫 県議
「きょうはちょっと勘弁して」

その場では答えなかったが、後日、文書で回答が返ってきた。

蔵内勇夫 県議(文書)
「私には関与する権限がなく、全く関与しておりません。政策提言は行いますが、予算について働きかけ(要望)をしたことはありません」

7月8日、経済産業省を訪れていた蔵内県議。

蔵内勇夫 県議
「いろいろとお騒がせしております」

蔵内県議もまた、吉松県議が金を渡したひとりとして名指しされている。