3年ぶりの代表復帰、そして「世界から恐れられる選手」へ
そして2025年、佐藤は3年ぶりに代表のコートに戻ってきた。再出発の舞台はネーションズリーグ。全試合にスタメン出場を果たし、一躍、日本の中心選手となった。
続く世界バレー、ブラジルとの3位決定戦。メダルを懸けた大一番で、佐藤はさらなる覚醒を遂げる。バックアタックやダイレクトアタックを次々と決め、チーム最多の34得点をマーク。メダルにはあと一歩届かなかったが、確かな結果を残した。
大会後、ディレクターから「石川選手とどんな話をした?」と問われ、佐藤は「来年こそもっと上手くなってメダル取ろうねみたいな感じ。所属チームは違うけどまた成長して一緒にやろうね」と約束を交わしたことを明かした。

その約束から1年。東京・銀座の美容院を訪れた佐藤は、ディレクターからの「おしゃれもしてバレーも強いと、若い世代から憧れられるけどどう?」という問いに対し、こう答えた。
「マインドが上がるのが1番だし、バレーだけじゃない部分を楽しんでるのも知ってもらえたら嬉しいです」
心を満たし、コートでは、常に強く。ネーションズリーグで悲願のメダルを獲得し、9月のアジア大会では真価を見せるつもりだ。
「世界でも恐れられるような選手。日本にはこの選手がいるっていう、日本にはこの選手がいるから気をつけろみたいな感じ。『この選手をおさえないと』という選手になりたい」
どん底を味わった若きアタッカーは、確固たる自信を胸に、世界の頂点を見据えている。
(TBSテレビ「バース・デイ」2026年7月4日放送より)

















