▼「赤ちゃんを助けて」大人の胸まで迫る濁流の中、ボートでの決死の救助

長尾さんも、出勤して来てすぐ、住民の救助に向かいます。

(長尾さん)
「私がついた前後で救助要請の事案が入って向かってくれと言われた。徳森地区で赤ちゃんのいるお母さんからの救助要請で、“水が上がって孤立してしまったので助けてほしい”という内容だった。私ともう一人の警察官と歩いて行って、消防団の方がボートを用意していたので押して助けに向かった」

現場周辺は、大人の胸の高さまで濁流が押し寄せていました。

(長尾さん)
「道中は不安との戦い。向かっているときもほかの家の方から“この雨はどうなるんだ”というようなことを言われたが、うまく答えられずに歯がゆい思いをした」

現場に到着し、家に取り残された親子を窓から救助した長尾さんたち。

(長尾さん)
「すごい緊張状態だったと思うので、助けられてよかったと思ったのを覚えている」