妻 安倍昭恵さんが謝辞で伝えたこと(4)

7月8日、4年になります。あのころは、現実として受け入れることができず、私は淡々と弔問客のお相手をして、男泣きをされる皆さんに、そんなに泣かないでくださいと言っていました。

でも今になって、主人がいない日々、そして安倍の母も2年前に亡くなり、1人で引っ越しをして、生活をするようになり、本当に主人と生活していたころを懐かしみ、悲しみが増す日々ではあります。

しかし、多くの方にお支えいただいて、悲しんでばかりでもいられない。先ほど吉田真次代議士からもお話しいただきましたけれども、昨日から安倍晋三回顧展が東京で始まりました。たくさんの方にお越しをいただき、そして若い人たちが本当に手弁当で、手作りでクラウドファンディングをしてお金を集めて、作ってくださった回顧展。若い方にもたくさん来ていただいて、そして私に多くのことばをかけてくださいました。

本当に安倍先生は立派な政治家でした。安倍先生から勇気をもらいました。会ったことがない人たちからも、本当に涙を流しながら、遺品を見ていただいて、そして何人かの若い学生たちが、自分たちは今政治を勉強しています。安倍先生のような政治家になりたいと思っていますと、声をかけてくださいました。

今どき、政治家は人気のある仕事ではないと思っていましたけれども、そんなふうに思ってくださる若い人たちがいる。本当にうれしいことです。