■大井川流域の農家「農家にとって大事な水は必ず守ってもらいたい」

リニア議論の中心は大井川流域。暮らしや産業に欠かせない「命の水」ともいわれています。

<コメ農家 八木栄幸さん>
「水を入れてるのはここからです。大井川用水ですね」

焼津市の米農家・八木栄幸さん(47)。田植えの時期を迎えている八木さんの田んぼに大井川の水は欠かせません。

<コメ農家 八木さん>
「(JR東海からは)補償もできる限りするという説明を受けたが、原因がリニア工事にあるかどうか分からないものに補償は出ないだろうし、どこまで補償されるのかという心配はある。工事をやる、リニアが開通することは大いに結構な事だが、僕ら農家にとって大事な水は必ず守ってもらいたいというのは今も思っている」

藤枝市の青島酒造が手がける銘柄・喜久酔です。コメを洗う作業には、コメ10kgに対して40リットルから50リットルという大量の水を使います。すべて大井川の伏流水です。

<青島酒造 青島孝社長>
「覚悟はしていたが、いよいよ答えが出たなという印象。この地域にとどまらず、この国の大切な資源だと思っている。いくらあってもいいものだと思っているので、(JR東海と県には)長期にわたってケア、ウォッチしてもらうことが必要」