「ちょっと踏み込むと奥深さもある」大人の共感呼ぶ絵本

手足は人間、体はケチャップ容器、その名も『ケチャップマン』。
人間社会の中では孤独な存在ですが、必死にもがきながら周囲と関係性を築いていく姿が描かれているこの絵本。
「じぶんにしか できない なにかを さがして まいにち なやむ ケチャップマン」
「ひたすら ポテトを あげる ひび ケチャップ でばんは まるでなし」
この絵本を読んだ街の皆さんは…

20代
「働き始めた時に、ケチャップマンみたいに、自分の役割と自分のやりたいことが違ってもやらなきゃいけないというふうに役割があったりするので、感慨深かった」
40代
「誰しもが『自分に何ができるだろう』と思うよなと。そういうのがあるから、どんどん読み進めちゃった」
ケチャップマンの姿を、自分自身と照らし合わせることで共感を呼んでいます。
この『ケチャップマン』の作者である鈴木のりたけさんのアトリエに伺いました。
出水麻衣キャスター
「大人の皆さんの心に刺さるような、そういったところも意識された部分ってあるんですか?」

『ケチャップマン』作者 鈴木のりたけさん
「そこのこだわりというのは、僕はあまり普段絵本を作る上でそんなに考えていなくて。ちょっとキャッチーでわかりやすい、ちょっと踏み込むと奥深さもあるみたいなことで、広がりやすいのかなというふうに信じて作っている」
出水キャスター
「(絵本は)解釈の余白があるので、大人がある程度自分の思いを言語化できるフェーズになって、これを私はこういうふうに読んだんだけどと話し合ったりするのは、非常に奥深くて面白いなって思う」

『ケチャップマン』は続編も販売。新たな視点で読み比べを楽しんでほしいといいます。
『ケチャップマン』作者 鈴木のりたけさん
「登場人物が色々増えて、結構にぎやかなので、どの部分に自分が何か感じるところがあるのかや、『この人は何を考えているんだろう』とか、そういう部分も含めて、色々思いを突っ込みやすいというか、そういうふうに読んでいただくといいかなというふうに思う」














