「100円を守る」は忍耐ではなく、戦略である
こうして見ると、セリアの100円は、無理を重ねて守っているものではないことがわかります。データへの投資、残存者利益の見極め、メーカーとの共同開発。「100円」というたったひとつの制約に、会社の力をぜんぶ集中させた結果なのです。
値上げの時代には、「値上げしないこと」そのものが、強力な差別化になります。みんなが同じ方向に動くときこそ、あえて動かない選択に価値が生まれる。セリアの棚に並ぶ100円の雑貨には、そんな資本主義の逆張りの知恵が詰まっています。次にセリアに立ち寄ったら、少しだけ思い出してみてください。いつもの100円が、違って見えてくるはずです。
<コムギコ:資本主義をハックしろ!!>
毎日ニュースを100本読むビジネス系VTuberのリサーチャーであるコムギ(comugi)が、日々の経済にまつわるニュースを解説するビデオポッドキャスト。本記事は2026年7月5日配信『100均の美学:"ダイソー好き"か"セリア好き"か、あなたはどっち?』から抜粋してまとめたものです。














