「もやし」はなぜ安い?実は栄養も豊富な“万能食材”

もう1つのコスパ最強野菜といえば、家計の強い味方「もやし」です。
物価高の今、一袋の価格は10年前からわずか4円しか上がっていないんです。
なぜこの安さを維持できるのでしょうか?

もやし生産者協会の理事長に話を聞くとー

工業組合もやし生産者協会 林正二理事長
「もやしは安いだけじゃなくて、栄養もあっておいしくて最高の食材なんだということを理解してほしくて、この安さのために相当苦しんでいるという事実もあります。
可能な限り上げないように、合理化・省人化・機械化を進めてコストを極力下げて達成できた価格です。」

もやしの原料、緑豆の価格は10年前と比べて4割上昇し、中東情勢の影響で包装資材も3割ほど値上げしています。

それでも価格が安定しているのは、天候に左右されない生産過程にあります。
もやしは緑豆を温水に浸し発芽を促した後、暗室で約10日間かけて生育します。
収穫後は地下水で洗浄し、計量・袋詰めを経て出荷されます。
機械化することによって人手や手間を徹底的に減らし、低価格が実現しているのです。

もやしには、栄養もあります。
原料の豆の状態のときにはなかったビタミンCなどの栄養素が、成長すると出てきます。
特に多いのが、疲労回復をサポートするとされるアスパラギン酸。
食物繊維も豊富なので、お腹のお掃除にも役立ちます。