「イライラしている」自分では気づかず、周りに言われて気づくことも

小川彩佳キャスター:
「男性更年期」にどうすれば気づけるのか。

男性更年期障害の質問票をベースとした簡単なチェックリストがあります。

【男性更年期の可能性 チェックリスト】
※日本内分泌学会HPより
(1)性欲の低下
(2)元気がなくなってきた
(3)体力や持続力の低下
(4)身長が低くなってきた
(5)「日々の楽しみ」が少なくなってきたと感じる
(6)もの悲しい、怒りっぽい
(7)勃起力が弱くなった
(8)運動能力の低下
(9)夕食後、うたた寝することがある
(10)作業能力の低下

(1)性欲の低下と(7)勃起力が弱くなったの両方、もしくは3つ以上当てはまる場合は、男性更年期の可能性があるといいます。

40歳以上で症状が出る方が多いそうです。

Podcastプロデューサー 野村高文さん:
仕事仲間の40代後半〜50代の方で「体力がない」「イライラする」「なんとなくずっと疲れている」という話を聞きます。ただ、こういった話は「言いにくい」ということも聞きます。

「お酒をやめている」「筋トレに励んでいる」という会話から、体調の不安があることが会話として出てくることが多いです。

小川キャスター:
「男性更年期」という言葉が出てくることもありますか。

Podcastプロデューサー 野村さん:
出てくることもあります。実際、調子が悪くて病院に行ったら男性更年期だったという知人もいました。

藤森祥平キャスター:
年齢的にも、立場的にも管理や指導する立場に立っている方が多いと思います。

また、ここ10年、20年の社会の変化を考えてみますと、『女性の悩みを聞きましょう』という流れになってきている一方で、男性は自分の悩みを抑えなければならないことが多く、表立って周囲に相談しづらい状況があります。

世代的には「歯は食いしばるもの」と教わってきたので、悩みを話せと言われてもそう簡単にはできません。

小川キャスター:
周りに理解されないのではないか、という気持ちもあると思います。

【「更年期症状」に対し、周りの人に言われて傷ついた言葉】
※ツムラ調べ
▼「イライラしている」と言われた(大阪府41歳)
▼「体調管理ができていない」と指摘(東京都51歳)
▼「注意力散漫」と言われた(北海道52歳)

Podcastプロデューサー 野村さん:
私も妻から「イライラしている」と言われたことがあります。個人的には傷ついたというより、自分自身ではわからなかったので怖いと思いました。客観的に言われて初めて気づくことが多く、周囲の気づきが極めて重要な病気だなと実感しました。

40代前後で体力が落ちてきて、心も落ちていく一方で、心理学の実験では上がる能力もあると言われています。

例えば、経験を積み重ね、蓄積させて、新しい知恵を出していく能力は年を取っても上がっていきます。そういったところに心の支えを求めていくのは1つのポイントかと思います。

藤森キャスター:
お互い、少しずつ理解しあっていくことで変わっていくのではないかと思います。

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<プロフィール>

野村高史
Podcast制作会社の代表 経営者への取材多数
外資系ファームでコンサルタントの経験も