今月13日に、沖縄キャンプをスタートさせたベガルタ仙台。J2優勝、J1昇格を目指す中で今年もチームのキーマンとなりそうなのが攻撃の要、ベテランの遠藤康選手です。ベガルタ移籍2年目の戦いへ決意を語りました。
今月6日、仙台市出身、遠藤選手の姿は自身の原点となった母校にありました。「初蹴りは地元で」と、ここから始動するのは彼の毎年のルーティーンです。

ベガルタ仙台 遠藤康選手:
「去年1年間悔しい思いしたし、今年1年が勝負だと思っている」

去年、J1鹿島から加入し初のJ2リーグを戦った遠藤。今年が地元クラブ復帰2シーズン目。7位に終わった去年からの巻き返しへ、中心選手としての自覚と責任を感じています。
ベガルタ仙台 遠藤康選手:
「試合の空感が素晴らしいし、ただ、やっぱりそれにうちらが応えなければいけない。だからこそ練習で一番僕がやらなければいけないし、みせなければいけない」

その決意の現われは今オフから。自身の強化と共に若い力の台頭を求め、成長株、真瀬選手らを引き連れ沖縄へ。

シーズン中より過酷な連日の2部練習。去年は怪我による離脱もあっただけに、早めの土台作りをと自らを追い込んでいました。
ベガルタ仙台 遠藤康選手:
「かなりダメージが…。キャンプ並みのダメージがある。実戦に向けての基盤ができるから、ベガルタのキャンプに入った時はしっかり体が動ける状態で臨める」

ベガルタを本来いるべきところへと導くため、地元に帰ってきた遠藤。その使命を果たすための、勝負のシーズンが始まります。
ベガルタ仙台 遠藤康選手:
「高い壁を乗り越えてこそ、ベガルタというチームはもっともっといいチームになるし、みんなで笑顔でおわれるシーズンにしたい」

今年、35歳になる遠藤選手、若手選手の底上げにも大きな力となるとともに、自身もリーグ戦、全試合出場へ強い意欲をみせていました。














