再開発が進められている、福島県のJRいわき駅前に新しいランドマークが誕生です。
ホテルが併設された商業施設が15日にオープンし、中心市街地のにぎわいにつながればと期待されています。

15日、JRいわき駅前にできた長い行列。
その先にあるのは、駅直結のショッピングセンター「エスパルいわき」です。オープンとともに多くの人たちで賑わいました。

「エスパルいわき」は、駅周辺の活性化に向けて新しく建設されたビルの1階から3階にあり、4階から10階には「ホテルB4Tいわき」が併設されました。

郡山、福島に続き、県内では3店舗目となる「エスパル」。

スパリゾートハワイアンズが手がけるレストランや、季節のくだものを使ったフルーツ大福の専門店など12の店舗が軒を連ねます。

市内に住む家族「駅前に楽しい商業施設ができたので、子どもと一緒に来られるところが増えて良かった。」

一方、227の客室を備えるホテルは、Suicaを使ったチェックインなどが可能で、いわき観光の拠点として期待されています。

さらに、駅周辺ではこんな動きも・・・。

植野天斗記者「商業施設やホテルがオープンしたいわき駅の隣ではマンションも建設中で駅前の再開発が進んでいます。」

JRいわき駅前の並木通り地区では、新たな賑わいを創出しようと4年前から再開発が進められていて、駅の西側では21階建て、県内最大級となるマンションのほかに、ショップやオフィス、クリニックが入った複合施設が建設中で、来年4月に完成する予定です。

いわき市・内田広之市長「いわき駅周辺のいろんな再開発、そして、スポーツツーリズム、また湯本駅との連携、そういった相乗効果ですね。いわき全体のまちづくりを進めて参る覚悟であります」

駅の北側には、駅直結の総合病院が2年後に開業する予定で、いわき駅前の顔は今後、大きく変わりそうです。