豪雨による河川の氾濫を防ぐため、東京都は「調節池」による対策を進めています。
雨の脅威から街を守るカギは、川の下。
『ひるおび』は、普段入ることができない地下深くの施設を取材しました。
東京都の豪雨対策「地下調節池」

「調節池」は、大雨の際に河川の急激な増水や氾濫を防ぐために、雨水や増水した河川の水を一時的に貯め込む施設を指します。
堀込式の池や地下の施設に取水・貯留することで、下流の水位上昇を軽減させます。

この「調節池」の需要が高まっている背景には、大雨の増加があります。
1時間あたり50ミリ以上の大雨が年間に発生した回数を見ると、観測を始めた1976年からの10年間の平均は226回だったのが、直近10年では平均340回と、1.5倍に増えています。

東京都の豪雨対策基本方針(2023年12月改定)では、1時間に50ミリを超える降雨で生じる洪水は「調節池」で対応するとしています。
「調節池」は現在14河川30か所で稼働しており、貯められる水の量は合計で約273万立方メートルです。
いわゆる“貯水池”と言われるような「堀込式」タイプは練馬区や立川市などに16施設。
“地下神殿”と呼ばれる「地下箱式」は目黒区や中野区に11施設。「地下トンネル式」は杉並区・港区・渋谷区に3施設あります。














