「母を食いだしガリガリという音が聞こえた…」生き延びた男性の証言

 この事件で重傷を負いながらも、奇跡的に生き延びた男性の肉声が残されています。

(肉声テープ)「弟を殺してしまって、すぐ今度は母親の後ろから襲いかかってきた

 今から50年前に録音されたもので、声の主は事件当時は15歳だった村田與四郎さん。

 1986年に80歳で亡くなりました。生前、親族の集まりの際にクマに襲われた時のことを語っていたのです。

(肉声テープ)「クマがお母さんと出くわしてお母さんを連れて山に行きだした。今度食いだしたの、ガリガリという音が聞こえた

 與四郎さんも深い傷を負い瀕死の状態でした。

(肉声テープ)「口から吸った息が(裂けた)横っ腹から出る。ぐうぐうってね。苦しい一方さ