異例の“国会空転”続く 審議停滞に国民の目は
小川彩佳キャスター:
国会空転という異例の事態が続いていますが、どう見ていますか。

東京大学准教授 斎藤幸平さん:
共産党から参政党までが一緒になって反発しているのは異例ですよね。
その背景には三つほど理由があると思います。
一つ目は、2月の選挙で自民党が大勝したことによって、高市総理の中に慢心があると思います。
二つ目は、強硬姿勢にもかかわらず、高市総理の支持率自体は高く推移していて、国民の中に、中傷動画問題などに対する反発は低いことです。そのため、高市総理も安心してこうした姿勢を続けられている。
三つ目は、今メディアはワールドカップで盛り上がっていて、ある種のスポーツウォッシングのようなことが行われてしまっていると思います。

例えば、議員定数の削減は特に民主主義の根幹に関わるものであり、私たちはもっと注目しなければなりません。また、国会で数の論理で押し切るのではなく、しっかりと議論をしなければ、いつの間にか気がついたときには、民主主義が否定されることにつながりかねません。
こういう重要な問題はしっかりと注目して議論して、国会でも丁寧に議論してほしいなと思います。














