「戦後最悪の民主主義の危機」会期延長が必要との声も

混乱は、委員会だけではありません。衆議院の本会議でも大荒れの展開に。

国旗損壊罪を制定する法案の採決では、与党の賛成多数で可決されました。

しかし、法案を与党と共同で提出していた国民民主党と参政党を含む全ての野党が欠席。法案の提出者が採決を欠席するのは極めて異例です。

中道改革連合など野党5党の国対委員長は、森衆院議長らと面会。与党側が強行している議員定数削減法案の審議の中断などを求めました。

中道改革連合 重徳和彦 国対委員長
「戦後最悪の議会制民主主義の危機

参政党 和田政宗 国対委員長
民主主義を崩壊する、こういうような政治というものは断固として、私たちは倒さなくてはならない」

また、野党側は、高市総理の国会答弁が歴代総理と比べて少ないうえ、自身をめぐる中傷動画問題で、陳述書の提出を提案したことが国会混乱の発端になったと主張。そのうえで、党首討論の開催などを求めています。

そうした動きに与党内からは…

ーー集中審議やQT(党首討論)に対して、どのような回答が望ましいか?

自民党 石井準一 参院幹事長
行うという返事が望ましい」

国会が空転する中、政府は臨時閣議を開き、皇族数の確保に向けた皇室典範改正案を決定しました。

ただ、与野党でまとめた「立法府の総意」に盛り込まれていない内容も含まれているとして、野党側は反発を強めています。

会期末まで3週間足らず。政府・与党内からは、このままの状態が続けば、会期を延長する必要があるとの声もあがり始めています。