京都市内の山中でクマによる人身被害。けがをした男性が当時の状況を語りました。

 京都府によりますと、6月29日午後1時半ごろ、京都市右京区京北の山中で、シカなど有害鳥獣の捕獲事業を行っていたところ、猟友会所属の40代の男性が体長約1mのツキノワグマに遭遇。

 右腕をかまれ7針を縫うけがをしたということです。

 クマに襲われた男性は、当時の状況について…

 (クマに襲われた猟友会のメンバー)「ガザガザと向こうからいってきて黒いのがちらっとみえて、15m、20mあるかないかでクマやと思って、逃げなアカンと思ったら僕の目の前に来てグワーッと口をあけて、ガーっと(向かってきた)。(クマが)右手をのばしてきたからよけるようにしたら、がぶっと(右腕を)かまれた。犬が後ろから回ってクマのお尻辺りをかんだら、それでクマが僕を放して犬のほうに行きかけたので僕はそのまま逃げた。いつか(クマを)見かけることがあると思っていたが、まさか自分がこんな目にあうとは思わなかった」

 京都府内でのクマによる人身被害は今年度初めてだということです。

 全国で相次ぐクマの被害。市街地への出没も多くなっていることから環境省は30日からカメラを使った全国統一の方法でクマの個体数を把握する調査を始めました。

 クマが出没するエリアにカメラとエサを仕掛けてツキノワグマの胸の模様を撮影し個体を識別するなどの調査です。

 環境省は、30日仙台市の山にカメラ設置していて今後、全国に800台以上を整備する方針です。