宮城県登米市で計画されている複合施設の整備について、熊谷康信市長は30日に公約としていた白紙撤回を改め、整備を推進することを正式に表明しました。

熊谷康信 登米市長:
「次世代に大きな負担を残さない。本市の未来を見据えたまちづくりの核となる施設として、仮称・地域交流センター整備を推進するものと判断した」

熊谷市長は30日に記者会見し、市役所や図書館などが入る複合施設の整備を進めることを正式に表明しました。

熊谷市長は、2025年4月の市長選で複合施設の白紙撤回を訴えて当選したものの、一転して公約を撤回する形となりました。

熊谷康信 登米市長:
「今、現時点でベストな方向は、市民皆さんの生活をしっかり支えていくための最善の方法だと自分自身で考えているので、建設に関しての白紙撤回という意味では、白紙撤回の撤回ということで捉えられても仕方ない」

この問題を巡っては、複合施設を建設した場合と、既存の施設を継続利用した場合の2059年までの概算事業費は、実際に市が負担する額は施設を建設した方が約26億円少なくなることが明らかになっています。

登米市によりますと、複合施設は建設費約141億円で、2027年度着工し、2030年度末の完成を目指します。