地域の「食」への理解を深めようと、長野県松本市の小学生がみそ作りを体験しました。

松本市の石井味噌を訪れたのは旭町小学校の3年生で、実際にみそが仕込まれている蔵を見学したあと、みそ作りに挑戦しました。
蒸した大豆をつぶして、米こうじと塩をまぜた「塩こうじ」を混ぜ込みます。
子どもたちは、こうじの独特な匂いや大豆の感触を確かめながら、作業していました。
手のひらサイズに丸めたら…。
隙間ができないように容器につめ、自宅に持ち帰って熟成させます。
みそが完成するのは、およそ1年後です。
「できればもうちょっとすぐに食べたかった、材料が少ないから、本当に
できるのかなぁって思って…」
「楽しいところもあるけど、けっこう大変」
「キュウリにみそつけて、丸かじり!」
みそ作りの体験は市が支援する食育の一環で、今年度は27校の小学生が
体験するということです。