宮城県栗原市で15日夜、滝に打たれて身を清める小正月の行事、寒中みそぎが行われ、参加者が今年1年の無病息災を祈りました。

栗原市一迫の「小僧不動の滝」で行われた寒中みそぎには、14歳から73歳までの28人が参加し、荒行に挑みました。


15日夜の気温は3度。ふんどし姿の参加者が次々と滝つぼに入り、高さおよそ10メートルから流れ落ちる冷たい水に打たれながら、今年一年の無病息災などを祈願しました。

仙台から参加の中学生:
「学校生活を楽しく送れるように願いながら頑張った」


仙台からの参加者:
「思ったより寒くて最初に水に入ったとき呼吸が止まった。手の届く範囲で身の回りの人たちの幸せを願って一生懸命番張っていきたい」Q、いい年になりそうですね。「なりそう。間違いないですね」


寒中みそぎは、地域おこしにつなげようと、地元の有志らが1981年から始め、今年で42回目を数えます。