柔道のアジア大会代表に内定している女子52㎏級の藤城心(25、三井住友海上)が、中国・青島で行われたグランプリ青島で優勝。29日に帰国し、取材に応じた。

2回戦から登場した藤城は、タフなトーナメント5試合を勝ち抜いた。2回戦は合わせ技で一本勝ち、3回戦はゴールデンスコアにもつれるも優勢勝ち、準々決勝は優勢勝ち、準決勝は合わせ技で一本勝ちを収める。迎えた決勝では、世界ランク2位(29日時点)の格上であるドイツの選手を相手に、腕挫腋固による一本勝ちで大会を制した。

藤城は自身のSNSでアイドルのコスプレ写真や動画を投稿するなど、“アイドルに憧れる柔道家”として注目されている。試合翌日の6月27日に25歳の誕生日を迎えたばかりとあって、「優勝しないと楽しめないと思っていたので、優勝して最高の誕生日になりました」と声を弾ませた。自分へのプレゼントを問われると「フルーツとかアイスが乗ったフワフワのパンケーキを食べて、可愛い格好して写真を撮りたい」と“アイドルに憧れる柔道家”らしいお茶目なプランを明かし、周囲を和ませた。

アジア大会へ、国際大会優勝という最高の形で大きな弾みをつけた藤城。「アジア大会では圧倒的な強さで優勝できるように準備していきたい」と32年ぶりの日本開催となる大舞台への強い意気込みを語った。

なお、同大会ではアジア大会代表の男子60kg級・近藤隼斗(25、パーク24)、男子73kg級・石原樹(25、JESグループ)、女子63㎏級・谷岡成美(23、日本エースサポート)の3人も優勝を飾っている。