サッカーのワールドカップは、負けたら終わりの決勝トーナメントに突入。
日本は30日未明、サッカー王国・ブラジルとの大一番に臨みます。
20年前の“最強軍団”と何が違う?ブラジル戦「突破のカギ」は?
井上貴博キャスター:
個のブラジルか、組織の日本か。いよいよ試合が迫ってきました。
優勝を目指して日本がどう勝ち上がっていくかということですが、今回は「くじ運が悪い」なんて言われています。

日本のトーナメントを細かく見てみると、ブラジルを倒した後、ノルウェーやメキシコ、イングランドなどの強豪が待ち受けています。
まず、ブラジルとどう対戦していくのでしょうか。

ブラジルは言わずと知れた強豪国です。今のFIFAランキングは6位(※6月11日時点)で、ワールドカップ優勝回数は最多の5回です。

日本がブラジルとワールドカップで対戦したのが、20年前の2006年ドイツ大会です。
当時、ブラジルは主要な国際大会を総なめにしていたため、FIFAランキング1位でした。2位以下とのポイント差も大きく、まさに揺るぎない不動の1位の最強のタレント軍団でした。
この時、日本は1対4でブラジルに敗れましたが、2006年当時のブラジルに比べると完成度は数段落ちるのではないかという見方もあります。
中澤さんは、2006年のブラジルと今のブラジルを比べて、チームとしてどう感じますか。

元サッカー日本代表DF 中澤佑二さん:
一概に比べることはできませんが、僕らが戦った当時は、ロナウド選手やロナウジーニョ選手、カカ選手と、世界的なトップ中のトップ選手がいました。
今のブラジル代表については、ヴィニシウス・ジュニオール選手のような非常に優れた選手もいますが、当時と比べると、個の力は落ちている可能性はあると思います。それでも組織力としては、僕らの時代よりも今の方が上かもしれないという印象です。
井上キャスター:
そんなブラジル代表ですが、弱点をあえて挙げるとしたらどのような点になってきますか。
元サッカー日本代表DF 中澤さん:
やはり攻守ともに個人の能力に頼る部分が大きいチームなので、その個の力を抑えることができれば、ブラジルはチームとして守る・攻めるということができなくなります。
日本は、いかに組織的に攻め、組織的に守るかが重要になります。常にハードワークを続けて運動量を上げ、数的優位を作りながら攻撃していくことができれば、ブラジル相手でも戦えると思います。
出水麻衣キャスター:
会見を見ていると、ブラジルの選手たちが日本をそこまで研究していないように思えたのですが、そのあたりはいかがですか。
元サッカー日本代表DF 中澤さん:
もしかすると、ブラジルの若い選手たちは自分のことで手一杯な部分があるかもしれません。
ただ、チームの核となる選手たちについては、おそらく日本の選手もヨーロッパでプレーしている選手が多いので、ある程度知っている情報はあるはずです。
ただ、それをあえて見せないという可能性もあります。














