中傷動画めぐり 野党追及強める

高柳キャスター:
一方、参議院では高市総理の中傷動画報道をめぐる対応が焦点となっています。

高市総理は6月5日、参議院予算委員会で中傷動画の作成者と公設秘書がオンライン会議をしていたとする週刊誌報道について、「秘書は事実と違うと申しておりました」 と答弁をしています。

そして10日には、「改めて秘書に確認したところ、(中略)その点は訂正します」 と、秘書のオンライン会議参加を認めたということです。

国会でさらに追及を受けると、高市総理は「総理としての業務時間や睡眠時間が確保できない」ということで、答弁の代わりに秘書の陳述書などを国会に提出するという考えを示しました。

TBS報道局政治部 官邸キャップ 中島 記者:
総理大臣が忙しいというのは間違いありませんが、国会での答弁というのも同じように非常に重要な総理の仕事でもあります。

国会は国権の最高機関であるわけですし、高市総理自身に関する疑惑に対しては野党だけではなく、メディアを通して質疑を見ている国民にも納得できる説明を行う必要があります。

政治不信を招かないためにも、誠実に国会答弁に応じていくことが求められます。

高柳キャスター:
こうした声を聞いて高市総理は、陳述書は理解を深めてもらうためのものであり、「国会での質問に対応しないという趣旨ではない」 と改めて発言しています。

野党は秘書の参考人招致などを求めていますが、高市総理は集中審議に応じる確約がなければ新たな日程調整、日程協議に応じないという姿勢を示しています。