2026年7月26日、山梨県を震源とする地震で、震度5弱の揺れを観測した小山町では、断水の被害が発生しました。地震から2日後のきのう夕方、応急復旧しましたが、水道インフラの老朽化も浮き彫りになりました。
〈給水に訪れた住民〉
Qきのうに続いて、こちらは何度か?
「2回目」
Q昨日の水は使っちゃった?
「トイレにも使うから」
26日夜の地震で、小山町では約100世帯が断水し、給水車や災害用トイレが配備されました。
〈金原一隆記者〉
「小山町小山です、震度5弱の地震のあと断水している小山地区、復旧に向けて調査が行われています」
水道の復旧に向け、職員がのぞき込んでいるのは「滝沢配水池」。山の中にある水源の水をためて小山地区に送るタンクです。
このタンクに異常が起きたのか、それとも別なのかー。
その手がかりとなる情報が住民から寄せられました。
〈住民の男性〉
「古い塩ビ管が割れちゃったって、このへんで」「この辺で噴いているいるんですよ」
近くに住む廣瀬実さんです。28日、自宅裏の山から普段はない大量の水が流れ出ていることに気づきました。
〈廣瀬実さん〉
「ここから見えたんですよ、水があふれているのが」
水が出ていたのは、昭和30年代、地区で運営していた簡易水道の塩ビ管。小山町の上水道と統合された後もそのまま残り、老朽化の影響で水漏れの原因になったのです。
町は、この古い管の元栓をふさぐ応急処置をして、28日午後5時に断水は解消しました。
〈廣瀬さん〉
「温かくなりました!あー、よかった。これできょうは温かい。お風呂」
小山地区に水が戻り、住民に安堵が広がりました。
ところが、断水解消を喜んだのもつかの間、新たな問題が…。
〈住民の女性〉
「ここのところ。あそこと、ここから出ている」
「あー本当だ」
道路のアスファルトから湧き出る水。今度は近くの道路で漏水を起こした水道管が2か所みつかり、いずれも60年以上前に整備されたものでした。
小山町は、29日朝から道路を掘り起こし水漏れを食い止める作業を行いましたが、老朽化した水道設備の地震対策の必要性が浮き彫りになりました。














