去年12月国宝に指定された富山県高岡市の勝興寺で15日、浄土真宗の開祖・親鸞聖人の遺徳をしのぶ「御満座法要」が始まりました。

高岡市の勝興寺では、毎年1月15日と16日に浄土真宗を開いた親鸞聖人の遺徳をしのぶ「御満座法要」が行われています。

法要では本堂の左右に並ぶ高さおよそ2メートルのロウソクに火が灯されます。

このロウソクは「デカローソク」と呼ばれていて、明治時代以降に、地元の集落が互いに大きさを競い合って奉納したため、大きくなったと伝わっています。集まった門徒や地域住民は静かに手を合わせていました。

勝興寺の「御満座法要」は16日も行われます。