まずはふるさと納税の返礼品から

こうして迎えた2022年4月10日のお披露目会。

試食した愛知県知事の大村知事は「本格的なキャビア。非常においしかったです」、村内の旅館経営者も「豊根村の水で育ったまったく臭みのないおいしいキャビアだと思います」と高評価が相次ぎました。


熊谷さんは「きょう発表会ですけど、僕にとっては通過点。これで終わりっていうことではない。次の段階に向けてこれからも試行錯誤は続きます」と語ります。

小早川さんは「熊谷さんがこれまでやってきた養殖がこういう形で成果としてでたので、自分もそれを目指して、まずは自分のキャビアを作れるように頑張っていこう」と意気込みを語りました。

まだ生産量は少ないため村のふるさと納税の返礼品からのスタートですが、村の人たちも大きな期待を寄せています。キャビアを「豊根村の名産」にするために、熊谷さんたちの挑戦はまだ始まったばかりです。