日本の防衛力強化について、アジア各国は──

――日本の防衛力強化に対して、アジア各国が以前より理解を示しているように感じます。

(小泉 進次郎 氏)
「理解を示しているという以上に、ようやく日本は、これだけの貢献や協力を本腰入れてくれているという感じが本音だと思いますね」

フィリピンへの中古護衛艦の移転が大筋合意していることを挙げながら、小泉氏は地域の安定という観点から語りました。

(小泉 進次郎 氏)
「オーストラリアは、最上型の護衛艦を11隻持つことになります。ニュージーランドも関心を持っていて、インドネシア、フィリピン、オーストラリア、ニュージーランドの4か国が海上自衛隊の船を共有する姿をぜひ想像してください」

「これは地域の安定につながりますし、日本として地域全体の協力の網を広げるという意味でも大きな意義があります」

――一方で、日本が戦争への道に踏み出してしまうのではないかと心配する国民もいます。

(小泉 進次郎 氏)
「日本は専守防衛を変えません。戦争を起こさせないためにも、自分たちでしっかりとした防衛力を整備しなければならない。相手との防衛力のバランスが崩れると、攻めたら成功するかもしれないと相手に過小評価させてしまう」

そのうえで、「技術的な変化が守る側の負担を増大させている」という現実も指摘しました。

(小泉 進次郎 氏)
「サイバー攻撃やドローンは、攻撃する側のコストが圧倒的に下がって、守る側のコストが圧倒的に上がっているというのが現実です。それでも日本は専守防衛という中で、しっかりしたものを持たなければ守ることが本当に難しい時代になってきた。このことをご理解いただきたいと思います」