北海道上川地方に住む60代の女性が、警視庁の警察官を名乗る男らに「あなたのお金が犯罪に使われている」などといわれ、約940万円相当の暗号資産をだまし取られました。警察は、特殊詐欺事件として捜査しています。

警察によりますと、5月28日ごろ、上川地方に住む60代女性の自宅に郵便局の職員を名乗る男から「荷物からあなたのマイナンバーカードとお金が見つかった」と電話がありました。

別の日には、警視庁の警察官を名乗る男から「あなたのお金が犯罪に使われているので、お金を調べる必要がある」などと言われました。

やりとりがLINEの音声通話に移行する中で、女性は携帯電話に暗号資産のアプリをインストールするよう指示され、6月5日から18日までの間に5回にわたり、指定されたアドレスに暗号資産約940万円相当を送信したということです。

その後、暗号資産取引所から、女性に対し、詐欺の被害に遭っている可能性があるという内容のメールが届き、警察に電話で相談、だまされていたことがわかりました。

警察は、警察官や公務員をかたって「現金を調べたいから振り込んで欲しい」「貸してほしい」または「送ってほしい」という電話があった場合は詐欺を疑い、警察相談専用電話「#9110」に連絡するよう呼びかけています。