「朝来て駐車場に車を停めたら、猫がいて、下にいて鳴いているんですよ、それで10時になると、利用する人の後をついて、鳴いて図書館の入り口まで行く」

ムクニャンが現れたのは、なんと椋鳩十の誕生日と同じ、1月22日。

助けを求めていると感じて、保護しましたが、もうひとつ偶然がありました。



図書館で使っているネコのキャラクター「ムクニャン」にそっくりだったのです。

「3月の終わりころかな、けっこう人気が出てきちゃって、愛嬌がいいんですよね」

偶然が重なり、「ムクニャン」と名づけられた茶トラのネコは、大原さんと一緒に通ううちに人気者に、そして、10年前の4月1日、ネコ館長に任命されました。