加美町で1月14日、小正月の行事「柳沢(やなぎさわ)の焼け八幡(はちまん)」があり、わらを燃やして今年の作柄を占いました。

柳沢の焼け八幡は、加美町柳沢地区で600年以上続く小正月の行事です。

14日は地元の八幡神社に住民が集まり、竹とわらを使って小屋を作りました。そして、住民たちは、12本のわらを束ねた灯ろうに火をつけ、今年の作柄を占いました。

住民代表・千葉文弥さん「後半になるほど(火の)勢いが増していったので豊作になると思う」

例年なら、2日目の未明に家々を回りますが、感染対策のため3年連続で取りやめとなりました。

小屋は、15日、住民たちが持ち寄った正月飾りとともに五穀豊穣などを願って焼かれます。