地域と連携した教育改革を進める広島県呉市の学校法人が、オープンスクールを開きました。来年春の「制服廃止」を前に、生徒たちが新しい標準服の着こなしを披露しました。

ファッションショー
「標準服にお気に入りの私服だったり小物を組み合わせたり、自分らしいスタイルで学校生活を送ったり」

モデルを務めるのは高校生。呉市の「清水ヶ丘学園」のオープンスクールで開かれたファッションショーです。

こちらは始業式や卒業式などで着用する標準服。
続いて、標準服に私服をコーディネートした組み合わせも。
一方、こちらは私服でコーディネートしたオリジナルファッションです。

ファッションショーに参加した男子生徒
「最初にえんじの服を着るときは気が引けたし抵抗はあったのですが、実際着てみるとよくてかっこよかったです」

ファッションショーに参加した女子生徒
「露出が控えめなのと動きやすさに気をつけました」

谷山早苗教頭
「ルールに縛られるのではなく、自分で選び自分を表現する」

清水ヶ丘高校や呉青山中学高校を運営する「清水ヶ丘学園」は、社会に出て活躍する人材を育成するため、教育改革に乗り出しています。清水ヶ丘高校は、来年4月から3つのコースを新設し、「実践的な教育」を展開。(ライフデザインコースビジネスイノベーションコース、看護イノベーションコース)

さらに、呉青山中学・高校は来年4月に「星の杜広島」へと校名を変更。探究やデジタルをテーマに、グローバルな人材育成を目指します。


谷山早苗教頭
「校則なし、制服なし、そしてチャイムなし。自分で考えて判断して行動する。社会に出て必要な力を高校生活で身につけていきましょう。これが私たちの取り組みです」


教育改革の一環で行われた今回のファッションショー。その狙いについて林校長は…

林重憲校長
「どんな服装をするのがふさわしいだろうか、なんでこの服装にしたかというのを自分で語れるように、自己決定するというところをテーマで選んでもらったので私たちも何を着てくるのか、私もきょうまで知らなかったんです。とてもよかったと思います」


会場を訪れた中学生や保護者からも期待の声があがりました。

見学した女子中学生
「かわいくて、かっこよかった」
見学の男子中学生
「普通に自分も着てみたいという興味がわいてきたんでよかったと思います」
見学した保護者(女性)
「制服の着方もいろんな着方を出来るというところが魅力的かなと思いました」
見学した保護者(男性)
「制服なしでいいのかなと言う風には感じちゃうんですけど、それも今の時代なのかなと思うので、本人の自由に任せられるのであればそれも尊重できるのでいいのかなと思う」

新時代を見据えた「未来を変える学び」へ。モデルとして参加した生徒たちの受け止めは…

清水ヶ丘高校1年・形山梨紗さん(16)
「コースの名前も変って方針も変るので不安もあるが楽しみです」
呉青山高校1年・小山美桜(15)
「この学校が自由な高校を作る第一歩になって、海外のように個人を尊重する感じが日本の全国に広まっていけばいいなと思います」

清水ヶ丘学園は今後も、オープンスクールなどを通じて新しい学校のあり方をアピールしていきたいとしています。

スタジオ)
清水ヶ丘学園では来年4月の大規模な教育改革に向け、準備を進めていくということです。