高病原性鳥インフルエンザ感染が疑われていた上越市の養鶏場のニワトリは、遺伝子検査で陽性が確定し、13日朝からおよそ10万5000羽を対象に処分が始まりました。
新潟県内での発生は、阿賀町と村上市に続いて今シーズン3例目です。
正午までに4800羽の処分が終わり、全ての処分が終わるまでには1週間ほどかかる見通しです。

新潟県は、半径3~10km圏内の養鶏場に対してニワトリの搬出などを制限するとともに、養鶏場の近くの2か所に消毒ポイントを設けて畜産関係車両の消毒を行っています。

なお新潟県内過去最多となる130万羽の処分が続く村上市の養鶏場でも、既におよそ8割の処分が終わったということです。

新潟県によりますと、これまで国内では鶏肉や卵を食べたことで鳥インフルエンザが人に感染することは報告されていないということです。