物価高の抑制を期待 日銀の意図とは?

こうした政策金利を上げ下げしているのは「物価の番人」と呼ばれる日銀です。

日銀がブレーキを踏んだ最大の理由は「物価高」にありました。その物価高の主な要因は、2022年から始まった歴史的な「円安」です。1ドル=115円前後だったのが、今は160円台です。

例えば、一房1ドルのバナナを輸入する場合、約4割も値上がりしています。

さらに2026年は、イラン情勢の緊迫化で原油価格も上昇。商品への価格転嫁が加速していることがはっきりしました。

そこで日銀が踏み切った「利上げ」。

金利が上がると、円で預金する利息が多くもらえるようになるため、円を買い求める人が増えて、「円高」が進みます。

より少ない円で輸入品が買えるようになるため、物価高の抑制が期待できるというわけです。