検察側は「懲役27年」求刑

第8回公判の法廷(旭川地裁・8日)

裁判8日目、検察側の論告では、「心身共に極限まで追い詰めた上で確実に死に至らしめ、その痕跡すら残らない方法で殺害しており、極めて残虐・悪質である」と強調。無期懲役の選択も十分に考えられるとした上で、共犯の受刑者の女との量刑バランス、不同意わいせつ致死罪の過去の判例、監禁罪などとの併合罪の規定などを考慮し、有期刑の最高刑である「懲役27年」を求刑しました。

これに対する弁護側の最終弁論では、内田被告に殺意はなく直接の実行行為もないと改めて主張。不同意わいせつ致死罪についても、「女子高校生の衣服を全て脱がせた行為によって亡くなったわけではなく、落下という死の結果の危険性をはらんでいたとはいえない」として、監禁罪と不同意わいせつ罪にとどまると主張しました。

審理の最後、裁判長から発言を許された内田被告は「きょうまで、8回の裁判を通して、改めて結果の重大さを身に染みて感じました。今後も、反省、謝罪、償いの日々を送ります。以上です」と淡々と述べ、結審しました。

17歳の凄惨な最期に、司法はどう判断を下すのか。
内田被告への判決は、午後3時に言い渡されます。