一日におよそ300丁の豆腐を作る
午前7時をまわると、木綿豆腐が仕上がります。一日におよそ300丁の豆腐を作ります。

3代目・原 猛さん:「商売は作るのが仕事じゃなくて、売ってなんぼですんで。まだまだ1日長いですよ。お客様にお届けして、ですから」

午前9時に開店。店に並ぶのは、豆腐だけでなく、がんもどきや厚揚げ、おから煮など。総菜を作るのは、3代目・猛さんの妻の美枝(みえ)さんです。

毎朝、5種類以上の総菜と豆腐ドーナツおよそ100個を作っています。

絹豆腐を使った豆腐ドーナツは店の人気商品。
(子ども):「ドーナツください」
(保護者):「たまに幼稚園の帰りに買ってすごく喜んで食べています」
午後になると、美枝さんは車へ。
美枝さん:「お世話様でーす、原豆腐屋です」

個人宅への配達を30年ほど続けています。
客:「(美枝さんが届けてくれるのはどう?)すっごく助かる。もう年だからね。足腰いうこと聞かないから、本当に助かる」

客:「明るくてね、とても親切です。だからついついおしゃべりしちゃうんです。ご主人もすごくいい人。だから仲良し夫婦」
宅配でも、店でも、大切にしているのは、人とのつながり。
3代目・原 猛さん:「うちのお店は基本的に会話をしないとモノを買えないシステムになっている。『こんにちは』から『いらっしゃいませ』。会話をして初めて商売が成り立つシステムなんですよね。世の中は一言も話さなくても好きなものを買えるじゃないですか。そういう商売はしていないですよ。だから続いてこられたんだと思う」

猛さんによると、市内には12軒の豆腐店がありましたが、今は原豆腐園の1軒のみ。
3代目・原 猛さん:「食べ物なので家族に食べさせて一番安心安全なものを皆さんに提供する。東町を中心とした地域のために、そして自らの仕事のために頑張っている」














