万博のレガシーが建て替え予定の大学の施設の一部として継承されることになりました。

 木材が格子状に組み合わさった設計の建物。関西大学が建て替え予定の学生会館の完成イメージを発表し、大阪・関西万博のシンボル「大屋根リング」を彷彿させるデザインが特徴となっています。

 千里山キャンパスにある現在の学生会館は、部活やサークルの部室などとして利用されていますが、築50年以上が経ち建て替えられることに。

 その目玉となるのが…

 (関西大学 高橋智幸学長)「万博レガシーの継承として大屋根リングを再現]

 去年開催された万博のシンボル「大屋根リング」。現在は保存が決まっている一部を除き、全体の9割の解体がすでに終わっていて木材は、能登地震の被災地で復興住宅に活用されることなどが決まっています。

 関西大学では、学生が万博にボランティアで参加したり、大屋根リングの設計にあたって模型作りに関わったりしたことなどから、その万博のレガシーの継承を模索。

 新たな学生会館のエントランス部分に再利用した木材を活用。長さが36m、高さは12mほどの大屋根リングの一部を再現するといいます。
 
 (関西大学 高橋智幸学長)「さまざまな活動の拠点となる誠之館(学生会館)を目指す。“多様でありながら一つ”という万博や大屋根リングの理念と重なる」

 新しい学生会館は2029年3月に完成予定です。