フランスで開かれているG7サミットは、最終日を迎えています。首脳たちはイラン情勢について、トランプ大統領をもちあげ、「ホルムズ海峡を再び開放する合意をもたらした」とする声明を発表しています。
フランス・エビアンで行われているG7サミット。中東情勢への対応が主要な議題の一つとなっています。
サミット期間中に行われた主催国フランスとアメリカの首脳会談では…
フランス マクロン大統領
「あすにも戦闘機をホルムズ海峡に派遣し、偵察任務を支援する準備が整っている」
アメリカ トランプ大統領
「(イランと)航路開放の合意があるので、それほど多くの支援は必要ないと思う」
ホルムズ海峡での航行の自由のため支援を申し出るマクロン大統領に対し、トランプ大統領は「そんなに必要ない」と述べるなど、溝が浮き彫りとなっていて、G7として結束できるかが焦点となっていました。
こうしたなか、日本時間けさ、G7の首脳が出したのが、「地政学問題に関する声明」。中東情勢について、「トランプ大統領の強力な指導力のもとで発表されたアメリカとイランの合意を歓迎する」と表明。
さらに、ウクライナ情勢をめぐり、対ロシアの石油やガス関連の制裁についても…
G7首脳『地政学問題に関する声明』
「トランプ大統領がホルムズ海峡を再び開放する合意をもたらしたため、追加の制裁を進める適切な時期だと考える」
トランプ氏の名前をあげ、もちあげるような文言が。
イランやウクライナ情勢などについてG7としての結束を示すため、議長国のフランスが中心となって、トランプ氏に配慮した声明をまとめたものとみられます。
しかし、今回のG7サミットでは、アメリカとヨーロッパの意見の対立が表面化するのを避けるため、包括的な首脳宣言のとりまとめは見送られる方向です。
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