■陸上・ダイヤモンドリーグ(日本時間29日、フランス・パリ)

世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグ・パリ、男子110mハードル決勝で泉谷駿介(26、住友電工)が13秒01で2位、村竹ラシッド(24、JAL)は13秒21の5位となった。

開催地のフランスが記録的な酷暑のため、開催も危ぶまれた今大会。男子110mハードルダイヤモンドリーグでは珍しく予選が行われて、32年ぶりに日本で開催されるアジア大会代表に内定している泉谷は予選1組に登場して、13秒22(+0.2)の4位、タイムで上位2人に入り決勝進出を果たした。村竹も予選2組に登場し、13秒30(−0.8)の3位で決勝に駒を進めた。

日本選手2人が決勝、泉谷が完璧なスタートで序盤はスピードに乗った走りを見せて、村竹はやや遅れたが中盤で追い上げを見せた。

27日のクロアチアで行われた世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールドのハンジェコビッチ記念で日本歴代2位の自己記録を3年ぶりに更新する13秒00(+1.2)をマークして2位と調子を上げてきた泉谷は終盤でもスピードが落ちずに13秒01で2位、日本選手2人目の12秒台まであとわずかに迫った。村竹は13秒21の5位となった。

レース後、泉谷は「スタートから上手くまとまって、自分らしい走りだとか、練習でやりたいことがやっと再現できた」と振り返り「国内でも本当にこういう雰囲気で切羽詰まった感じでレースができるんで、それは本当に自分にとってプラスになってます」と語った。

アジア大会に向けては「このタイムを安定してどこでも出せるようにするっていう、再現性を重視しつつ、アジア大会では優勝と12秒台を目指して頑張っていきたい」と力強く口にした。

村竹は「ちょっと最初の練習のところで足つってしまって、本当に言い訳がましくなっちゃうんですけど、足に力が入らなくなってしまって」と悔やんだ。

「自分の中でも今やりたいことと今できることが噛み合ってなくて、ちょっと迷走中と言いますか」と心境を口にした。アジア大会に向けては「そこでしっかり力発揮できるように、それまでに何とか自分の迷走止められるように、頑張りたい」と前を向いていた。