転売価格の上限取り払い 決勝戦チケットの出品1億円超え

そして高騰に拍車をかけているのが、転売です。

前回大会では、公式の転売システムでは「定価での譲渡」を原則とし、手数料も5%ほどでした。今回FIFAは、これを大きく改変しました。

転売価格の上限を取り払い、買い手と売り手の両方からFIFAが「15%の手数料」を徴収できるようにしたのです。

その結果、公式の転売サイトに並ぶチケットは今、さきほどの日本戦と同じランクの席が約64万円、アルゼンチン戦は約92万円、決勝戦では、最高で1億円を超えるチケットも出品されるなど、一般の人ではとても手が出ない金額になっているのです。

アメリカのTIME誌は、「FIFAは『サッカーが世界を団結させる』と自慢するが、今年の大会は『富裕層だけ』を集め、最も情熱的なサポーターたちを締め出すリスクがある」と批判しています。