■日本陸上競技選手権大会 兼 愛知・名古屋 2026アジア競技大会 日本代表選手選考競技会(12~14日、愛知・パロマ瑞穂スタジアム)

女子800mの予選が12日に行われ、大会3連覇を狙う久保凛(18、積水化学)が2分03秒09の組トップで13日に行われる決勝へ進出を決めた。

3組に登場した久保は、スタートから落ち着いたレース運びで序盤から先頭に立った。1周を58秒で通過、最後の直線でも力強い走りを維持し、大きく後続を引き離すとそのままトップでフィニッシュした。

レース後、久保は「ラストの100mで全然足動かなくて『まじか』 って感じのレースだったので、修正していけるようにするのと、でも良い感覚で600m通過できてるので、そのリズムできたらなって明日は思います」と振り返った。

今年9月に32年ぶりの日本開催となるアジア大会(9月19日~10月4日)の選考会も兼ねる今大会。アジア大会派遣設定記録(2分01秒67)を突破し、優勝すれば即時内定となる。「ハイレベルな戦いになると思うんですけど、そこでしっかり勝ち切ってアジア大会を決められるようにしたいと思います」と意気込んだ久保。さらに「しっかり3連覇できるようにと、笑顔で終われたらと思っています」と前向きな姿勢を見せた。

大会3連覇がかかる久保は、高校2年時に女子としては初の1分台を叩き出し、19年ぶりに日本記録を塗り替えた。さらにその翌年、前回大会では1分59秒52をマークし、自身が持つ日本記録を更新。東京世界陸上にも出場した。

社会人デビュー戦となった5月10日の木南記念では2分07秒47で組6着と記録を伸ばすことができず。それでも同月30日に行われた、MIDDLE DISTANCE CIRCUIT 2026では、2分02秒76の1着でフィニッシュし優勝している。