悩ましい冬の乾燥…「火の用心」はもちろん、お肌ケアのみならず、感染症リスクも?注意すべきことを解説します。

齋藤慎太郎キャスター:
乾燥で注意すべきことをいくつか挙げてみました。

【火の取り扱い】火気使用の際は目を離さない。

【肌トラブル】クリーム・加湿器などでケアを。

【静電気】精密機器の故障などの可能性もありますのでご用心。

これ以外にも冬の「脱水」に要警戒です。

実は、暖房などであたたまると、じんわりと汗をかくので、気付かないうちに皮膚から水分が蒸発します。

さらに警戒してほしいのが、「粘膜が渇くと感染症のリスクが高まる」ということです。(東京歯科大学 市川総合病院 寺嶋毅 医師)

対策としては、部屋の湿度を40~60%にする。そして、水分補給をこまめに、目安である1日2リットルを守ってほしいということです。

■1日2リットルは“結構多い” 平均摂取量は半分程度

ホラン千秋キャスター:
自分の脱水の状況がよくわからないお子さんなどは、親御さんがこまめに水分補給してあげないといけないですね。

ハロルド・ジョージ・メイさん(パナソニック社外取締役など):
夏だったら汗をかくから意識が高まるんですけど、冬はあまり汗をかくこともないので。私も飲料業界にいたので、よくわかるんですけど、1日2リットルって結構多いんですよ。統計上は、人はその半分ぐらいしか平均的にとっていない。意識をしないといけない。肌やお通じなどいろいろな良いことがあるので、どんどん意識して飲んでほしいなと思います。

齋藤キャスター:
また人間も乾燥を感じるということはペット、動物も乾燥を感じるということです。