国家非常事態にする目的で北朝鮮に軍のドローンを飛ばし、南北間の緊張を高めたとして、韓国の尹錫悦前大統領に懲役30年の判決が言い渡されました。
韓国の尹錫悦前大統領はおととし10月ごろ、北朝鮮に向けドローンを飛ばすよう軍に指示を出して武力衝突を招く危険を増大させたとして、一般利敵罪などの罪に問われています。
特別検察官は、尹前大統領が非常戒厳を宣言する条件である「国家非常事態」にするためドローンを飛ばしたと主張。尹前大統領側は起訴内容を否認していました。
ソウル中央地裁は12日の判決で、「非常戒厳を宣言するために国家非常事態を作り出そうとした」などと認定。「国民と軍の安全への危険が増大した」などとして、尹前大統領に対し求刑通り懲役30年を言い渡しました。
尹前大統領の弁護側は即日控訴したということです。
尹前大統領をめぐっては、おととし12月の非常戒厳をめぐり内乱罪などでも起訴されていて、1審で無期懲役の判決を受け、現在2審で審理が続いています。
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