太平洋島しょ国のパプアニューギニアが台湾にある「商務代表処」を閉鎖すると発表し、中国政府は歓迎の意を表しました。
中国外務省 汪文斌報道官
「中国は、パプアニューギニア政府が在台湾商務代表処を閉鎖すると発表したことを高く評価・称賛する」
中国外務省の汪文斌報道官は12日の記者会見で、パプアニューギニア政府が外交窓口にあたる「在台湾商務代表処」を閉鎖すると発表したことについて、「『一つの中国原則』を堅持することが国際社会の向かうところだと改めて証明した」と歓迎する考えを示しました。
パプアニューギニアは1999年、一時、台湾との国交の樹立を模索しましたが、実現には至りませんでした。
RFA=ラジオ・フリー・アジアによりますと、パプアニューギニアのトカチェンコ外相は今回の措置について、「中国への譲歩」であることを否定。理由について、台湾に窓口を置くメリットがないなどと説明しているということです。
太平洋島しょ国では中国が影響力を強めつつあり、今回の対応もその一環とみられています。
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