守り継いだ音楽を再び首里城で

池城さんは、先祖が奏でた音楽を子孫の一人として守り継いでいます。

池城さん:
「先祖がどんな気持ちで弾いていたか、どんな風におもてなしをしていたか、というのを想像しながら、自分もそれに少しでも近づけていけたらいいなという気持ちで演奏しています」

首里城公園の隣にある、那覇市立城西小学校出身の池城さん。首里城は幼いころから慣れ親しみ、演奏する場所でもありました。



池城さん:
「(火災で)帰る家を失ったというか、そういう風な気持ちもあったりしてね。しばらく向き合うことができなかったんですけど。涙が出ちゃうから、あまり話せなかったりしたんですけど。自分は今、宮廷楽の路次楽や御座楽に携わらせて頂いているということを改めて自覚して、そこをしっかりと打ち込んでいくことが、今まで育んでくれた沖縄だったり、できれば首里城や地域のみなさんへの恩返しになったらいいなという気持ちで」

伝統の音色を守り継ぐ、保存会のメンバーたち。この秋、再び首里城で奏でる日を待ち望んでいます。